2020.12.05. 学歴コンプレックス

自分は山ほどコンプレックスを抱えていると思う。そのひとつに学歴コンプレックスがある。私の母は県内一の進学校に通い現役で国公立大学へ進学した。その子どもである私は小さい頃から幼いながらに頭が良くなければいけないという呪縛に囚われていた。

小学校では優等生だったと思う。成績表にはもうすこしがんばりましょうの△は無く、自分でも頭はいい方だと分かっていたと思う。家庭学習をしなくても、なんとなく全ての教科の点数が高かった。だが、中学校に入学すると周りの学習への考え方のレベルが上がっていった。塾に通う子も多く、塾に行かない私はだんだんと頭がいいというメッキが剥がれていった。けれど頭が良くなければいけないという呪縛を解くことはできなかった。自分でも勉強をするようになった。それでも追いつかない。勉強時間は長くなり、深夜になっても寝ずに勉強することが多くなった。

その結果、生活リズムが崩壊した。夜は眠れなくなり、朝は起きられなくなった。やってもできない自分に何度も失望した。

それでもこの生活がやめられない。頭が良くなければいけないという呪縛は学習面だけでなく生活面や精神面まで侵入してくる。

両親は学校なんて行かなくてもいいと言うけれど今まで呪縛をかけ続けた私には無理だし、母の思考の根本には学力主義があると思う。

言葉がまとまらないけど許してください。本当に学力って必要なのかと思うことだってあるけれど、どんな未来があろうと頭が良くなければ死ぬという呪縛は一生かかり続けるんだろうなと思う。私だってこんな呪縛、もう捨ててしまいたい。